説教:『父の御心をおぼえて生きる』 潘 炯旭牧師
聖書:ルカによる福音書 15:25~32
今日は2025年の最後の主日です。
今年度の宣教方針の主題は「イエスを仰ぎ見て生きる」として、2025年度を過ごしています。
放蕩息子の父の姿から学ぶ父の御心とは何ですか。
今日読んだ個所には書かれていないのですが、父は家から離れた息子をずっと待っているのです。ここで学ぶ父の御心は息子を待つ親の心です。父の姿は20節に「彼は…父親のもとに行った。ところが、まだ遠く離れていたのに、父親は息子を見つけて、憐れに思い、走り寄って首を抱き、接吻した。」と書かれています。
星野富弘さんの詩を紹介します。
「風は見えない
だけど木に吹けば 緑の風になり
花に吹けば 花の風になる
今、私を過ぎていった風は
どんな風になっただろう」